時間計測ツールと日報の導入について議論しました

 こんにちは!「研究プロジェクトマネジメント勉強会」参加者のYです。情報学専攻の学部4年生です。現在は同じく勉強会参加者のS先生のもとで機械学習関連の研究をしています。

 

 今回の勉強会ではS先生が提案した「プロジェクトマネジメントへのTogglの導入」と「日報の作成」について議論をしました。現在、タスクの管理にはTrelloを使っているのですが、工数の把握が難しいという問題がありました。そこで、作業時間の計測ができるツール「Toggl」を使うことで工数を把握することができるのでは?と考えたからです。Togglの導入による効果は勉強会参加者数名で実際に導入して次回以降の勉強会で感想などを話し合いたいと考えています。話し合った内容については次回以降のブログで報告していきます!

 次に「日報の作成」についてですが、この議題は、作業を行う中で得られたノウハウが共有、蓄積されていないという認識があったため提案されました。しかし、日報を毎日作成することは手間が増えすぎるのでは?といった意見や、Trelloのカードのコメントを日報として使うことでノウハウの共有、蓄積が簡単にできるといった意見が出ました。この議題については日報の代わりにTrelloのカードのコメント機能を活用してノウハウの蓄積をしていくことで意見がまとまりました。

 

 勉強会の後半では「開発プロジェクトにはTogglの導入などは有効そうだが、研究タスクにはマッチするのか?」というテーマで議論しました。研究タスクへのTogglの導入について以下のような意見が参加者から出ました。

・Trelloの共有ボードでほかのメンバーも見ることができるようにすれば活動に緊張感が生まれるかもしれない

・急にほかの論文を読みたくなる等の突発的な気持ちを我慢してしまう

 

今回の勉強会では時間管理ツールを研究者の自由な発想を阻害しないようにうまく使うポイントとはどういう点かについて話し合い、まずは研究者が実際に使ってみて、以降の勉強会で感想などを話し合うことになりました。今回でた意見は以下の通りです。

・タスクを細分化しすぎない

・時間の使い方を分けてみる(かっちり決めたタスクを実行する時間と自由に使っていい時間)

 

 私もTogglを導入して使ってみようと思っていたのですが、早速計測を忘れてしまいました…時間を測ることが習慣になるまでは少し面倒に感じることがあるかもしれませんね。